犬が吠えた時に犬の気持ちを理解しよう

犬が吠えた際は、その時の犬の気持ちを把握してから止めるようにしましょう。
人間からすれば率直に言って困る吠え声であっても、犬からすれば大切な事だからです。
何も考えずに叱るのは人間のエゴでしかありません。
犬にも人間に近い感情があります。

 

一例として、どこかが痛い、散歩に出たい、空腹だ、構ってほしい、
周囲に変なものがあるなどと感じて吠える場合もあります。
また、犬には縄張り意識がありますから、散歩中に他の犬と会うと吠えて威嚇する場合もあります。

 

ですから、やはり「無駄吠え」など存在しないのです。

 

それに、そもそも叱ったところで犬に言葉は通じないわけですから、
犬の気持ちを把握せずに叱っても、なおさら意味がありません。

 

犬を含め、動物を飼うのであれば、いつも動物の思考回路や
気持ちを推し量るようにしましょう。
そうすれば、犬がなぜ吠えているのかを察せるようになるはずです。

 

本当にペットを愛しているのであれば、ただ溺愛するだけはいけません。
「その犬の存在」を本当の意味で肯定してあげてください。
そのためには、やはり犬の気持ちを考えてあげることが大事です。

 

それを怠って、犬が吠えたからと言ってただただ叱っているようでは、
何も意味がありませんし、犬が無用なストレスを溜めていくだけです。

 

もちろん犬に言葉は通じないわけですが「気持ち」であればある程度通じ合えるはずです。
そのためには、人間の方から気を使ってあげる必要があります。
犬の方から気を使ってくれる事は、やはりあまりありませんからね。

 

良い飼い主は、自分が飼っている犬が吠える理由を知っているものです。

 

 

 

 

犬種による訓練方法

もちろん厳密に言えば、個体ごとに適切な訓練法(しつけ)は異なりますが、
犬種ごとにおおよそ適した訓練法というものが存在します。

 

ここでは、犬種別にしつけのコツを紹介していきます。

 

■ミニチュアダックスフンド
頭がよく、思考力に優れています。
ただ、そもそもは狩猟犬でしたから、物事に対して警戒しがちで、
吠え癖も生まれやすいです。

 

訓練を通して、主従関係をきちんと植え付けましょう。

 

■トイプードル
活発で人懐っこい犬種です。無駄吠えもあまりしません。
ただ、運動神経がよく、あまり落ち着いていられない気質でもあります。

 

散歩でストレスときちんと発散させて、無駄吠えをさせないように心掛けて下さい。
無駄吠えをする場合は、運動不足になっている可能性が高いです。

 

■チワワ
実は頑固な気質です。
そのため、甘やかすと自分勝手な性格になりやすく、
噛み癖や吠え癖を消すのが困難になります。

 

訓練を通して、主従関係をきちんと植え付けましょう。

 

■柴犬
人間によく従いますし、忠実な性格です。そして、頭が良く闘争本能も強いです。
ただ、警戒心を抱きやすい気質でもあるので、
無駄吠えをさせないようにしつけて下さい。
また、運動が好きなので、日々しっかりと散歩などをさせましょう。

 

■コーギー
頭が良く、落ち着きがあって、温厚です。
ただ、人を怖がりやすく、来客に対して吠える場合も多いです。

 

しつけ自体は、学習能力に秀でているので成功しやすいですが、
「一人を好む性質」があるので、子犬の頃から、
きちんと人間がをリーダーだと自覚させるようにしましょう。

 

■ラブラドール
麻薬犬や盲導犬としても活躍していますね。
頭がよく粘り強さもあるので、しつけは比較的楽です。
運動をきちんとして、ストレスを適度に発散させましょう。

 

■ポメラニアン
飼い主への依存心が強い犬種です。
また、自分勝手で、欲求が叶わないと吠えたりする場合もあります。
そして、神経質でもあります。

 

訓練を通して、自分勝手にならないようにしていきましょう。

 

■ビーグル
そもそもは猟犬でしたが、人間が好きですし、
他の犬ともきちんとコミュニケーションを取れます。
子犬の段階から、きちんと無駄吠えのしつけをしていくことが大事です。

 

■パピヨン
頭が良く、粘り強く、落ち着きがあって、それでいて明るい性格です。
ですが、神経質でもあります。
甘やかすと自分勝手になっていくので、きちんと訓練していきましょう。

 

■パグ
飼い主の言うことを聞きやすい性格ですが、プライドが高く、
頑固で、我を通そうとする面もあります。

 

ただ、子犬の段階からきちんと訓練していけば、
無駄吠えなどを行わない成犬になるはずです。

 

■ミニチュア・シュナウザー
元気で、明るく、甘えがちな気質です。
頭も良いので、訓練もしやすいですが、
吠え癖が付きにくいように工夫していくことは大事です。

 

■ボーダーコリー
周りに合わせることができ、社交性が高いですから、しつけが比較的楽です。
運動不足にならないようにすれば、どなたでも飼い易いと言えます。
ちなみに「名犬ラッシー」はこの犬種です。

 

■シェットランド・シープドッグ
ボーダーコリーが小さくなった犬種です。
ボーダーコリーに比べると吠え癖が付きやすいので、
その点に気を付けて訓練をしていきましょう。

 

 

以上です。共通して大事になってくるのは「子犬の段階から
飼い主との主従関係を植え付ける事」や、
「適切に運動させてストレスを発散する事」などです。

 

 

どうしても吠えるのを止めさせるにはどうすれば?

近年は、犬と共に電車やバスに乗ることも可能になっていますよね。
もちろん、周りに迷惑をかけない事が必要ですが。

 

抱き抱えたり膝に乗せたりした状態で乗るのは駄目なので、
ケージに入れて乗る必要があります。

 

 

別料金が掛かるケースもありますが、飼い犬は荷物として
公共交通機関に乗せる事が叶うようになっています。

 

ちなみに、都バスや路線バスの場合は、
犬が一緒でも別料金を取られる事はほとんどありません。

 

ただし、吠えてしまうと周りに迷惑が掛かってしまいますよね。
吠えた場合には、叱り付けるなどして止めさせたくなるかもしれませんが、
それで本当に吠え声が収まる事はまずありません。

 

 

では、どうすれば吠えるのを制御させる事が叶うのでしょうか。

 

まず「本能的に犬は吠える」という事を理解しておきましょう。
つまりは、吠えるのを止めさせるためには本能をくすぐるのが重要であるという事です。

 

そのためには、その犬の大好物である食べ物を摂取させるのがベストです。
そうすれば、犬はどうしてもその食べ物に集中せざるを得なくなります。

 

 

つまり「吠える事に対する本能」を「食べ物に対する本能」で上書きするという事です。
食べ物を摂取させるだけで済むので、実は手軽だと言えるのかもしれません。

 

ですから、犬と一緒に電車やバスに乗る折には、
鞄にその犬の大好物である食べ物を忍ばせておくようにしましょう。

 

 

ただ、この方法は電車やバスに乗る折など
「絶対に吠えさせてはならない場面」限定で使うように心掛けて下さい。

 

それをせずに、どんな時にもエサで吠えるのを止めさせようとすると、
その犬が太ってしまうかもしれません。
また「エサでしか吠えるのを制御できない犬」になってしまう恐れもあります。
ワンブル